紙管の主な用途としてよく挙げられるのがテープやフィルムの巻き芯です。具体的には、ガムテープやラップの芯などが想像しやすいところだと思います。他にも卒業証書のケース(蓋を開けるとボンッと音が鳴るもの)やポスターの梱包材など、紙管は皆さんの日常にひっそりと佇んでいます。そんな紙管にスポットライトが当たった案件を紹介いたします。
お話を頂いたのは、株式会社アクシス様(https://www.axisinc.co.jp/ )。マガジン、内装・展示設計、
フォント、ギャラリー、ビルなど幅広いデザインを手掛けるクリエイティビティ溢れた企業様です。表面と内面が白い紙管を素材に、展示用の什器を作りたいというご用命を受け、特注で紙管を製造致しました。
【Bridgestone Innovation Gallery「武蔵野美術大学×ブリヂストン 産学連携プロジェクト企画展」】
写真は株式会社アクシス様よりご提供いただきました。
様々な内径、長さの紙管がうまく組み合わされ、なんともオシャレな様相に変わりしました。円と線で構成されるシンプルな形を生かし、紙の暖かみと近未来な印象が共存する、紙管の新しい可能性を見出して頂きました。
使用された紙管の規格は、一般的に大口径紙管と呼ばれる内径の大きな紙管です。最大で内径505(㎜)φにもなるため、用途は限られてまいりますが、その分確かな需要のある弊社の強みともいえる製品です。主に金属材の巻き付けに使用されますが、家具や内装といったユニークな用途でのお問い合わせも多い規格になります。
製品についてのお問い合わせは随時受け付けておりますので、御用の際は下記フォームよりお問い合わせください。
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