弊社では、紙管の新しい使い道や可能性について日々模索しています。その過程として、「椅子」の製造に挑戦しました。まだまだ試作段階ではありますが、形にすることができました。
紙管同士を蜂の巣状に接着することで、椅子の形を形成しています。試しに座ってみると想像以上の安定感です。やや座面が硬い印象ですが、紙管の断面が重なり合うユニークなデザインになっていると思います。
横から見てみると…

長さの異なる紙管同士が組み合わされているのが良く分かると思います。紙製の椅子というと、なんとなく聞こえは軽いようですが、沢山紙が重なっているため、ずっしりとした質量感があります。コピー用紙や新聞紙の束なんかを思い出していただけると分かりやすいのではないでしょうか。
紙管同士の接着は糊剤だけを使用しています。今のところ成人男性(約90㎏)が座ってもすぐに壊れてしまうなんてことはありませんでした。紙管の内径が細いこともあり、お尻が食い込んで痛いなんていうこともないため、現段階では椅子としての機能を十分に果たせています。今後の時間経過による状態の変化にも注目です。
以上、新商品開発への道、第一弾は紙管を使った椅子でした。また進展をご報告できるよう社員一同精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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